統計ソフトを使う上で知っておくと役に立つ統計の基礎的な用語を紹介するシリーズです。
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今回は,ロジスティック回帰分析についてです。
予測したい結果(目的変数)が量的な場合の回帰分析の手法には線形回帰分析がありました(参照)。
しかし,予測したい結果が「ある病気が発症するかどうか」といったような0/1の場合には,線形回帰分析をそのまま用いることは適当ではありません。
そのような,目的変数が2値変数の時に利用できる回帰分析の手法を「ロジスティック回帰分析」と言います。(一般化線形モデルという,線形回帰に用いられている一般線形モデルを拡張したモデルをベースにした回帰手法の1つです。)
単にロジスティック回帰分析と言う以外に,「二項ロジスティック回帰分析」「多重ロジスティック回帰分析」といった言い方をすることもあります。
目的変数が2値ではなく,3カテゴリー以上(軽度,中度,重度など)の場合に用いる回帰分析の手法は,「多項ロジスティック回帰分析」,目的変数が順序尺度の場合に用いる回帰分析の手法は,「順序ロジスティック回帰分析」といいます。
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HP:https://www.mnc.toho-u.ac.jp/mc/mnc_stat.php
メール:mnc_stat☆ml.toho-u.jp
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