2023年3月10日金曜日

【統計ソフト】エクセルで作成したグラフに標準偏差などのエラーバーを正しく描き込む方法

エクセルで作成したグラフに下の図のように,標準偏差(などの誤差範囲)のエラーバーを正しく描き込む方法を説明します。


左の折れ線グラフを例に説明します。

エクセルで作図後,グラフをクリックします。
①メニューバーの「グラフツール」の中の「デザイン」を選択します。
②「グラフ要素を追加」を展開します。
③「誤差範囲」を選択します。
④「その他の誤差範囲のオプション」を開きます。
 ※ここで「標準誤差」や「標準偏差」を選ばないでください

⑤「誤差範囲の書式設定」の中のグラフ設定タブ上で
⑥「誤差範囲」内の「ユーザー設定」にチェックし,
⑦「値の指定」を押します。
⑧「ユーザー設定の誤差範囲」ウィンドウ内の「誤差の値」に
 使用する標準偏差などの数値を指定し,「OK」します。

これで,意図したとおりの標準偏差が設定されます。
グラフが棒グラフの場合も,これらの作業は同じです。

【統計ソフトヘルプデスク】
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メール:mnc_stat☆ml.toho-u.jp
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